東日本大震災:アンパンマンが味方だよ
東日本大震災の被災地に向け、東京FMが系列のラジオ局を通じて人気アニメ「それいけ!アンパンマン」のテーマソングを繰り返し流している。「心にしみる」「子どもたちが元気になれる」などと、短文投稿サイトのツイッター上でも反響を呼んでいる。作詞した原作者で漫画家、やなせたかしさん(92)が歌に込めた思いや被災者へのメッセージを寄せた。
◇「弱い心と戦おう」
「そうだ うれしいんだ 生きる よろこび」で始まるこの歌は、
自分を力づけるために作りました。
この歌で元気づけられている人がいるのなら、うれしいことです。
「なんのために 生まれて なにをして 生きるのか」という歌詞があります。
今、そのことが分からない人がとても多く、
年間3万人もの自殺者がいるのです。
でも、生きていることが大切なんです。
今日まで生きてこられたなら、少しくらいつらくても明日もまた生きられる。
そうやっているうちに次が開けてくるのです。
今回の震災も永遠に続くことはありません。
アンパンマンは“世界最弱”のヒーロー。
ちょっと汚れたり、雨にぬれただけでも、
ジャムおじさんに助けを求める。
でも、いざというときには、自分の顔をちぎって食べてもらう。
そして戦います。
それは私たちも同じ。
みんな弱いけれど、そうせずにはいられないときもあるのです。
イラストのアンパンマンは、いつものニコニコ顔ではありません。
げんこつを握りしめ、戦う姿勢です。
地震と戦うことはできないけれど、
自分自身の中にある弱い心をやっつけてしまいなさい
--というアンパンマンからのメッセージです。
そして、子どもたちへ。
こんな大きな地震は初めての体験だろうし、
すごく怖がっていると聞いています。
でも、とにかく元気でくじけないで。
きっとアンパンマンが助けに行くからね。(談)
やなせさんが描かれたイラストはこちら ⇒
イラスト
読みやすいように改行しました"○┓ペコリ